介護職の基礎知識

介護の仕事に子育て経験や保育経験は活かせる?介護の仕事と保育の仕事の違いとは

「介護の仕事に子育て経験は活かせる?」

「介護と保育の仕事の違いは?」

今回はそんな疑問をお持ちの方に向けて、「介護の仕事」と「保育の仕事」の違いについて説明します。

介護と保育の仕事の共通点

「介護の仕事」と「保育の仕事」は、どちらも人の世話をする仕事という共通点があります。

「人と接する仕事」「人を介助する仕事」という点でみれば、介護の仕事は子育てや保育の仕事と似ていると言えるでしょう。

介護の仕事に転職希望の人の中には「保育業界よりも介護業界の方が求人が多い」ことなどを理由に介護業界へ入ることを決めた人も多いようです。

介護の仕事と保育の仕事との一番の違いは「目的」

介護の仕事と子育てや保育の仕事との一番の違いは「目的」です。

子育てや保育の仕事の目的は、子どもを一人前に育て上げることであり、目的は「できるようにすること」です。

「できるようにする」ためには、ときには手を出さずに見守ることやしつけることも必要です。

しかし、介護の目的は「手助けをする」ことではないでしょうか。

「できるようにする」つまり「向上」を目的とするのではなく、老化によって衰えてきた部分を手助けすることで、より快適に過ごせるようにすることが介護の目的です。

老化によってできないことが増えていくことはしかたがないことです。

成長過程である子どもならば、しつけることや教えることでできるようになりますが、老化によって機能が衰えている人には「しつけ」ではなく「手助け」が必要になります。

介護の仕事へ転職をするとき「保育と介護は同じこと」と思っているようではいけません。

介護職は「目上の人を手助けする」という気持ちが大切

また、保育の仕事から介護の仕事に転職した人の中には、介護施設で働き始めると利用者に対する接し方に問題がある人もいます。

介護業界では、介護される人を「おじいちゃん」や「おばあちゃん」とは呼びません。

「利用者様」と呼ぶのです。

保育の仕事では、子どもたちを「ちゃん」で呼びますが、介護の仕事では「お客様」として接します。

保育の仕事から転職する人は、保育の延長線上に介護の仕事があると考えるのではなく「自分よりも目上の人を手助けする」という気持ちの切り替えが必要になります。

介護の仕事は保育の仕事以上に想定外が多い

介護の仕事と保育の仕事の仕事内容は共通するものがあるかもしれません。

移動の介助や食事の介助など日常の動きを手助けすることが主な仕事内容です。

介護の仕事には、日常生活の介助だけでなく、レクレーションも含まれます。

施設によっては、介護職員がマジックをやったり寸劇をやったりすることもあるのです。

保育の仕事ならば、出し物をやっている最中は静かにしているように教えることが仕事です。

先生が一生懸命に劇をしているときにトイレに行ったり、眠ってしまったりしないように注意する必要もあるかもしれません。

しかし介護の現場は、「いけません」といって注意するよりも、利用者の状況に合わせて対処する必要があるのです。

例えば、介護職員が劇を演じているときに眠くなってしまったら、ベッドに運んで寝かせなければなりません。

「今はこれをやるとき」とこちら側の都合で動かすのではなく、利用者に合わせる気持ちの柔軟性が必要なのです。

保育や子育ての仕事も想定外は多いものです。

しかし、介護の仕事はそれ以上に想定外が多く、一つ一つの対処が大きな結果を招くことがあります。

自分の基準や常識で物事をはかるのではなく、状況に応じて臨機応変な対応ができることが介護の仕事では求められます。

介護の仕事は「動ける」以上に「気がつく」ことが大切

子育ての保育の仕事と介護の仕事に唯一共通している部分は、立ち仕事であり動き続ける仕事であるということでしょう。

施設で働く介護職員は、仕事が始まったら椅子に座っている時間はありません。

利用者が集まったら常に話しかけ、状況を読み取る努力をし続けなければならないのです。

なぜならば、高齢の利用者は自分から「水をくれ」「トイレに行きたい」とはっきりと伝えられない人も多いのです。

保育の仕事ならば、子どもが「先生、トイレ」や「喉が渇いた」と大きな声で伝えてくることが多いでしょう。

自分の欲求を伝えられなければ、伝えるように促すことも保育や教育の一環です。

しかし介護の現場では、伝えたくても伝えられない人がとても多いのです。

言われなくても介護職員が「気がつく」ことが求められます。

介護の仕事はチームワークが大切

介護の仕事は肉体労働ともいわれます。

確かに、車に乗せるとき、入浴の介助、ベッドへ運ぶときなど体力勝負の仕事がとても多いかもしれません。

しかし、体や力を必要とする仕事は一人ではなくチームで協力することで乗り越えることが可能です。

「一人ですべてをこなさなければならない」と考える人ほど「介護の仕事は大変」と思い辞めて行ってしまう傾向があります。

介護はチームの仕事です。

一人ではなく、仲間と協力することで、介護の仕事は楽しく楽にすることができるのではないでしょうか。

ただ最初の「気がつく」ことがなければ、仲間に協力をお願いすることもできません。

介護施設では、たくさんの人達が話したり歌ったりしています。

ざわざわとした中で、呼び出しのブザーが鳴ってもすぐに気がつける「アンテナ」をはっておくことが大切です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回は「介護の仕事」と「保育の仕事」の違いについて説明しました。

介護の仕事と保育の仕事は似ている部分もたくさんあります。

しかし、二つの職種の「少しの違い」を理解しているかいないかで、結果には大きな違いをもたらすのではないでしょうか。

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