「介護の資格で働きながら取得できるものってあるの?」
「経済的な余裕がないからできれば仕事をしながら介護職の資格をとりたいけど可能?」
今回はそんな疑問をお持ちの方に向けて、働きながら取得できる介護職の資格をご紹介します。
介護の資格は働きながら取得できる?
介護の仕事というのは人によってはハードルが低く見える人もいれば、高く見える人もいると思います。
実体験から言うと、低く見えるという人は、CMや新聞広告などの爽やかで楽しそうなイメージをそのまんま真に受けている場合が結構多いかなと思います。
逆に、ハードルが高いと感じている人は、家族や親類の中に介護を必要とする人がいて介護の過酷さを聞いたり体験していたり、または資格など専門的な知識が無いとできないと思っている場合が多いです。
介護の仕事と言えば、オムツを替えたり、ご飯を作ったり食べさせたり、着替えを手伝ったり、お風呂に入れたりなど、知らない人が思い浮かべるのはこんな感じでしょうか?
実際、私も介護の現場を体感するまではそのような感じにとらえていたという思い出があります。
ですが、その一つ一つに専門的な動き方や声のかけ方など、専門的なテクニックが必要です。
単純に「お風呂に入れればいいんでしょ?ご飯を食べさせればいいんでしょ?」というわけにはいきません。
それは、認知症やその他の病気によって体が不自由になったとしても、相手は一人の人間だからです。
私にもあなたにも言えることですが人間にはそれぞれ個性があって、かかわり方も個人個人で違います。
つまり、利用者全員に対して同じ対応をするということはまず無いということです。
そこのところをしっかりと理解していないと、「自分の言う通りにしてくれない」という思いから特定の利用者に対してイライラしてしまうことになります。
そして、だんだんストレスが溜まり、最悪スタッフが利用者に対して暴力を振るうなど虐待行為に発展することもあります。
たまに介護施設による虐待のニュースをテレビで見ますが、実際珍しいことではないかもしれません。
平然と虐待行為が行われているけど、公になっていないだけということもしょっちゅうあります。
実際、私が勤めていた施設でもストレスがたまって「バカヤロー」「死んでしまえ」などの暴言を利用者に吐いて注意されたり、クビになったりしたスタッフもいますし、暴力行為一歩手前までいって止められたスタッフもいました。
もちろんそんなことをしたら一発でクビです。
虐待行為というのは温厚だから大丈夫とか、短気だから危ないというわけではありません。
「優しい人だなぁ」と思っていた人が大声を出して利用者をしかりつけたり。
「昔ヤンチャしてました」って人がすごくきめ細やかな対応で利用者からの人気者になっていたりします。
その違いは性格ではなくて知識と技術です。
利用者に接するときは、利用者に近づいていくまでの雰囲気や、声掛けをするときの第一声と声のトーン等、様々な知識と技術が必要になってきます。
もちろんその対応方法は利用者一人一人に対して微妙に変わってくるという、相当なテクニックを必要とします。
そんなテクニックを学ぶために必要になってくるのが資格なんですが、資格がなければ介護の仕事につけないのかというとそういうわけではありません。
私が勤めていた職場でも、かなり珍しいケースですが無資格のまま10年以上介護の現場で活躍している人もいました
(人の仕事を見て良い所を盗んで自分のものにするなど、センスの塊のような人でした)
もちろん介護施設に勤める前に介護職員初任者研修という資格を取得していれば、面接のときに優遇されますし、すぐ即戦力として活躍できますが、資格が無くても働きながら資格を取得させてくれる職場もあります。
私が勤めていた施設では、講習や演習の時間に合わせてシフトや休みを組んでくれたり、受講にかかる費用を一部負担してくれるなど資格の取得に関しては積極的に行っていました。
その他にも、スタッフ全員で新人スタッフのために勉強会を開いてくれたり、別の参考書を用意してくれたりもしました。
また、受講にかかる費用を一部ではなく全額負担してくれたり、交通費を出してくれる施設もあります。
スタッフはお得に資格を取得できるし、そうやってスタッフの教育を行ってレベルアップさせてあげることにより、施設にとってそのスタッフは財産になるので、お互いに助かるWIN-WINという感じになりますね。
ただし、そのような制度が全くない施設も存在します。
働きながら資格を取得させてくれる施設を調べる方法はいくつかあります。
- 働いている、もしくは働いていた人に聞く
- ハローワークの人に聞く
- 面接のときに直接聞く
- ホームページがある施設の場合はチェックしてみる
- 介護の求人・転職サイトを活用する
などです
この中でもおすすめなのは、介護業界の実情や各施設ごとの内情を把握している介護専門の求人・転職サイトを活用するということです。
おすすめの介護の求人・転職サイト「かいご畑」
なるべく良い給料で福利厚生もしっかりしていて、シフトの融通もきくし、スタッフの資格取得を積極的に行っている施設で働きたいというのは誰もが思うことではないでしょうか。
それを叶えてくれるのが介護業界専門の求人・転職サイトです。
介護業界専門の求人・転職サイトに登録すると、介護業界に精通した担当者が一人ひとりの希望や条件に合う職場を紹介してくれます。
その中でもかいご畑というサイトが知名度と評判が共によくおすすめです。
かいご畑は、株式会社ニッソーネットが運営している介護の求人専門サイトで、厚生労働大臣が認可している介護支援就職支援センターとして認定されています。
かいご畑の特徴は無資格や未経験でも応募できる求人を多数扱っていることです。
これは異業種から介護職に転職したい人にはかなりありがたいですね。
しかも、介護職未経験者が無料で介護の資格を取得できるキャリアアップ応援制度もあります。
更に、介護資格を取得している専任のコーディネーターがマンツーマンでサポートしてくれるなど、新たな職場や介護職に対する不安を取り除いてくれる制度が盛りだくさんです。

介護職員初任者研修だけでなく、実務者研修、介護福祉士の受験対策まで無料というのだから正直驚きを隠せません

無料相談も行っているので、まだ介護の仕事について不安があるといった場合でも気軽に相談できます。
かいご畑の公式サイトには、実際にかいご畑を利用して転職した方の感想が公開されていましたので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
『かいご畑』公式サイトはこちら: https://kaigobatake.jp/
-
-
未経験・無資格でも介護の仕事が見つかる『かいご畑』を使うメリット・デメリット。口コミ・評判も!
未経験から介護の仕事を探している方は、『かいご畑』の存在が気になるのではないでしょうか? 介護のお仕事が初めての方、無資格で働きながら資格取得をしたい方向けには『かいご畑』・・・検索するとたくさん出て ...
続きを見る
介護の資格は働きながら取得できる?のまとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回は働きながら取得できる介護職の資格をご紹介しました。
ここまでのおさらいもかねて要点をまとめていきたいと思います。
- 介護の仕事は一つ一つに専門的な動き方や声のかけ方など、専門的なテクニックが必要で、ただお風呂に入れればいいんでしょ?ご飯を食べさせればいいんでしょ?というわけではない
- 認知症やその他の病気によって体が不自由になったとしても、相手は一人の人間なので性格や個性によって対応は変わってくるので、利用者全員に対して同じ対応をするということはまず無い
- しっかりとした介護の理念や知識や技術を理解していないと、「自分の言う通りにしてくれない」という思いから特定の利用者に対してイライラしてしまい、だんだんストレスが溜まり、最悪スタッフが利用者に対して暴力を振るうなど虐待行為に発展することもある
- 介護の知識やテクニックを学ぶために必要になってくるのが資格だが、資格が無ければ介護の仕事につけないのかというとそういうわけでは無い
- 施設によっては働きながら資格を取れるように、講習や演習の時間に合わせてシフトや休みを組んでくれたり、受講にかかるお金を一部負担してくれたり、一部ではなく全額負担してくれたり、別の参考書を用意してくれたり、スタッフ全員で新人スタッフのために勉強会を開いてくれたり、交通費を出してくれる施設もある
- 働きながら資格を取得させてくれる施設を調べる方法は何個かあるが、介護の求人・転職サイトがおすすめ
- かいご畑という介護の求人専門サイトが評判が良くておすすめ
- かいご畑は、株式会社ニッソーネットが運営している介護の求人専門サイトで、厚生労働大臣が認可している介護支援就職支援センター
- かいご畑の評判が良い理由は、無資格や未経験でも応募できる求人を多数扱っていること、無料で介護の資格を取得できるキャリアアップ応援制度があること、介護資格を取得している専任のコーディネーターがマンツーマンでサポートしてくれることなどが挙げられる
いかがでしたか?
今現在は介護士のスキルアップに力を入れる施設がかなり増えているので、全く資格の取得に協力的じゃない施設というのは少なくなってきていると思います。
資格の取得を支援している施設を探したい方には、かいご畑などの介護専門の求人・転職サイトを利用するのもおすすめです。
介護専門の求人・転職サイトは介護施設の内情も把握しているので、残業なしや短時間などの労働条件の良い非公開求人や、無資格・未経験者歓迎の仕事も紹介してもらえるというメリットもあります。