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未経験・40代以降の男性が介護の仕事に転職しても大丈夫?

40代の男性が介護の仕事を始めることは可能?そもそも需要があるのか心配・・・

今回は、そんな疑問をお持ちの方に向けて、介護業界の40代以降の男性の需要などをまとめてみました。

目次

未経験で介護業界に転職する男性は増加傾向

最近は、介護業界に転職する男性は増えつつあります。介護の仕事は体力を必要とする場面も多いため、男性職員は重宝がられる傾向があります。

しかし、女性と男性とでは「介護業界に転職する悩み」の種類が異なるようです。介護の職場は、男性職員が増えつつありますが、まだまだ女性の人数が多いようです。

介護の仕事は、食事の介助や入浴など細やかな気配りが求められる仕事内容が多いため、女性が多いとも言われています。

また、介護の仕事は働く時間を選びやすいため、パート勤務など主婦業と両立している女性が多いのです。そのため、介護の現場で働く人は女性が多くなっている可能性があります。

しかし、介護の現場では、力仕事がたくさんあるため、男性職員は重宝がられたり、頼られたりします。男性によっては、数少ない男性職員として頼られ、やりがいを感じることもできますが、人によっては男性の数が少ないことで、居づらさを感じてしまう人もいるようです。

介護施設に転職するときには、転職活動を始める前に「女性に囲まれる職場」でも苦痛に感じない性格かを見極めておくといいでしょう。

もしも「男女比が同等程度の職場がいい」と思うならば、求人情報だけでは判断が難しいかもしれません。

介護の仕事はチームで行います。チームの中には、さまざまな資格保持者が混じっています。求人情報をみるときに「当事業所の男女比」と記載されていれば、介護職だけでなく医師やその他の事務職員も含まれている可能性があります。

しかし、一緒に毎日働くことになる人たちは「介護職」の人達なのです。職場の男女比を見抜くためには、求人情報の数字だけで読み解くのではなく、事業所の雇用形態に注目してみるといいでしょう。

介護職の雇用形態がパートばかりならば、女性に囲まれて働く可能性が高いでしょう。一方、正社員の介護職が多いならば男性介護職員も比較的多い可能性があります。

介護業界で定年まで働き続けるのか

介護業界では、50代や60代の職員も男女に関係なく働いています。介護の現場での仕事は、利用者を車に乗せたり体力を使う仕事がたくさんあります。

若いときならば、多少疲れても仕事をこなすことができるかもしれませんが、高齢になってきたとき若いときと同様の動きができるかはわかりません。

介護の仕事に転職するならば、自分が歳を重ねたときのことまで考えておいた方がいいでしょう。例えば、「体が動くときには介護の現場をしっかりと経験し、自分の体が動かなくなってきたら、現場ではなく事務作業に異動願いをする」と考えたとします。

将来的に事務職を希望するならば、介護の現場だけでなく「事務作業ができる部署」を持っている施設に転職しておく必要があるのです。

将来のビジョンを具体的にイメージしておくことで、介護の現場に転職する段階から手を打っておくことができるようになります。

介護の求人は比較的多いため、転職活動中に軽い気持ちで受けてみたら、思いもよらず採用が決定になった人もいるようです。

そういう場合は、実際に働いてみたら想像していた職場とのギャップの大きさに少なからずショックを受ける男性もいます。

もしも、実際に働いてみて「定年まで介護の仕事は無理」と思ったり、「収入をどんどん上げることを優先したい」と思ったりしたならば、早めに転職活動を再開したほうがいいのかもしれません。

介護の仕事は、会社組織とは違い、勤続年数に応じて肩書と年収が上がる可能性も少なく、年に応じて業績が大きく変動することもないでしょう。

収入や肩書よりも「やりがい」を求める人でなければ、介護の仕事を続けることは大変かもしれません。

介護業界での男性のキャリアアッププラン

男性が介護業界に転職するとき、収入について心配する人が多いのではないでしょうか。介護業界の年収は他の業種と比較して高いとは言えないかもしれません。

勤続年数が長くなれば、それなりに昇給もありますが、一定の年齢で転職した場合は昇給も限界があるでしょう。

介護職の年収は施設によって幅が大きくなっています。年収200万円程度の施設もあれば、昇進によって年収500万円になることもあります。

転職するときには、入社時の年収だけでなく、昇給についてもしっかりと確認しておくようにしましょう。また、介護業界に転職し、介護業界で収入をあげていきたいと思うならば、キャリアアップをしてみるといいでしょう。

介護業界には、さまざまな資格があり、資格に応じて手当が支給されることもあります。とくにケアマネージャーは、資格を取得するまでに時間はかかりますが、取得すれば歳をとっても介護業界で働くことが可能です。

ケアマネージャーは、小さな施設では介護の現場で介護に携わりながら事務仕事も行いますが、大きな施設になれば、事務仕事に専念することもできます。

歳をとって、体力的に介護の現場で活躍することが難しくなってきたときに、事務仕事をしつつ介護の現場経験をいかすことができれば最高のキャリアアップではないでしょうか。

介護の現場では、老若男女が働いています。

女性介護士は、きめ細やかな気配りができますが、体力面では男性に劣ります。一方、男性介護士は細やかな仕事は苦手かもしれませんが、力仕事や夜勤ができる人がたくさんいます。

介護の現場には、男女それぞれの力が必要とされているのです。

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